日経225miniは取引会社に担保として証拠金を納めます。そして、証拠金の数十倍
の金額の取引を行うことができます。ですので、テコの原理で利益が拡大する一方、
損益も同様に拡大する可能性がございます。
日経225miniの取引を始めるのであれば、あらかじめ日経225miniに関するリスクを
知った上で始められることを強くお薦めさせて頂きます。
以下日経225miniの主なリスクになります。
＜元本保証がない＞
日経225miniの価格は対象となる
日経225に連動して動きますので、日経225の動き
次第で投資した元本を割り込む可能性があります。ですので、場合によっては相場が
大きく動きそれにともって大きな損失が発生する可能性がございます。
＜追証金＞
思惑が大きく外れてしまった場合、当初納めた証拠金の残高が取引を続行するため
に不足する場合があります。もし、取引を続行する場合追加の証拠金を取引会社に
納めなければなりません。そうしないと
強制決済されてしまいます。
＜損失が拡大＞
レバレッジは
日経225miniの大きな魅力の一つですが、利益や損失はレバレッジ
（テコの原理）効果によって証拠金以上に損失が発生する可能性があります。
特に相場が大きく変動する場面にて思惑が外れてしまった場合には、確実に損切り
及び証拠金の資金確保にたいする準備が必要となります。もし、これらを怠ると納め
た証拠金以上の損失が発生することになります。
＜強制決済＞
債務不履行時に強制決済されることがあります。ですので、日経225miniを取引され
ている
証券会社が定める所定の期限内に追証金を納めないと、評価損状態の建玉
の一部または全てを強制的に決済されることがございます。
＜一方的な規制措置＞
取引状況に異常があると判断されると規制措置が実施されることがございます。
これはどういう意味かといいますと、大阪証券取引所が取引の状況に異常があると
認める場合、またはその恐れがある際には証拠金の引き上げや証拠金の有価証券
の代用の制限などの規制措置が発動される場合があります。
＜売買の自由が奪われる＞
普通株の取引と同じく、ストップ高買い気配や、ストップ安売り気配になった場合は、
買いたくても買えず、売りたくても売れない状況に陥ることがあります。
以上、上述したことが
日経225miniの主なリスクです。これだけをみれば、あまりにも
恐ろしくて日経225miniを始める気にはなれないかもしれませんが、リスクを知ること
により、リスクに応じた売買を心がけるようになります。
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