日経225miniは、日経225を原資として取引します。ここで言う日経225とは日経平均株価
のことで、日本を代表する225社の株価の平均値を表します。
人によっては単純に日経225と呼ぶ人も少なくありません。
ちなみに日経平均株価は1989年に3万8915円の最高値をつけます。バブル崩壊後に何度
も日本経済は危機的状況を迎えましたが、20年以上たった今、5分の1まで縮小しています。
日経225は日本を代表する主力企業が日経225銘柄として選ばれています。
景気の影響をモロニ受けます。景気が良ければ、日経225の平均値は上がりますし、反対
に景気が悪ければ日経平均株価は下がることになるので注意が必要です。
そして、日経225銘柄は、東証一部に上場する銘柄の中から流動性や、業種のセクターの
バランスを考慮したうえで選ばれます。もちろん日経225に選ばれるのは名誉なことです。
採用銘柄の入れ替えは2つのパターンがあります。年に一度以上実施されている定期見直し
と、上場廃止などを理由に突発的な臨時入れ替えが行われます。
そのさい除外されることになった銘柄が属していたセクター内で、過去に日経225に採用され
たことのない銘柄の中から最も流動性の高い銘柄が選ばれます。
また、日経平均株価の算出方法についてですが、50円額面に換算した株価の単純合計を
除数で割った数字で、算出方法は以下の通りです。
日経平均株価 = 日経225採用銘柄の株価合計 / 除数
指数採用株価 = 株価 × 50 / みなし額面
日経225は株価の高い銘柄の影響を受けやすいです。トヨタのような国際優良株の値動き
に左右されるので、トヨタやキャノンの動きを確認されることをおすすめします。
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