日本市場の一日の取引に占める外国人投資家の割合は6割前後ありますので、当然の
ことながら外国人投資家の動向に注意しながら取引する必要があります。
ここでいう外国人投資家とは機関投資家のことをさします。内訳はといいますと銀行や、
保険会社、投資信託、年金基金など運用のプロが圧倒的に多いとされています。
こうした外国人投資家の多くは、 国際分散投資の一つ運用先として日本株を買っている
わけですので、必然的に売買代金は外国人投資家の購入する比率が高まります。
ですので、様々な要因によって海外勢が撤退すると、大きく相場が動くことになります。
それに吊られる格好で国内の投資家が反応するため相場は大きく混乱します。
とはいっても外国人投資家の買いが活発化することで「日経225が上がる」、反対に売り
が活発化するから「日経225が下がる」るというわけでは必ずしもありません。
しかし、相場に占める外国人投資家の売買動向が大きな影響を与えることは間違いあり
ません。ですので外国人投資家の売買動向に乗ろうとする投資家も多いです。
外国人投資家の動きに合わせて取引するわけです。大きな流れには乗ったほうが勝てる
可能性が高まります。ですので、こうした動きから外国人投資家の売買動向が日経225
に大きく影響するわけです。
細かい動きを追いかけることは個人では難しいですが、
日経225miniを取引する上で、
今外国人投資家の買いの方が多いのか、それとも売りの方が多いのかを大阪証券所
から発表される買い越し・売り越しのデータのチェックは必須です。
こうした指標を考慮したうえで取引すれば極端に思惑が外れる場面は必然的に少なく
なります。また、掲示板を利用して投資家の思惑を探るのも有効な一つの手段です。
PR