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売りと買いで下落相場にも対応できる - 日経225miniが分る先物取引入門





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売りと買いで下落相場にも対応できる


日経平均株価が2003年につけた7606円に目と鼻の先まで下落し
ている状況下では、やはり現物取引の買いだけでは思うような利益
をあげるのは状況が状況だけに難しいと思います。



こうした金融恐慌ともよべる状況下ではテクニカルよりもファンダメン
タルズが重要視されますので買いシグナルがでていたとしても場中
流される材料に一気に飲み込まれてしまう可能性があります。



大幅な株安、ドル安が続いているため、テレビや新聞などのメディア
では安値を拾える絶好のチャンスとばかりに株式投資や外貨投資を
始めることを煽るような報道が一部でなされています。



しかし、依然として金融不安が回復する兆しがないだけに下値を探る
ような展開が続くことが予想されているだけに油断は禁物です。



その点、日経225先物や日経225miniは売りと買いの両方が行え
るので相場状況に応じた売買が可能となっています。



そして日経225miniは証拠金を証券会社の規定どおりおさめれば、
その範囲内で何回でも売買することができます。



日経225miniでデイトレードのような短期売買をされる方の中には
1ティック程度の利益を狙って一日の取引で何十回と売買を繰り返
す方もいるのですが、あまりお勧めできません。



日経225miniは株やFXよりも取引手数料が割高なので余程効率
よく利を積み重ねないと利益を確保できません。



もちろん株式投資よりも得られる利益は大きいのですが、裏を返せ
ばそれだけ損失も大きいわけですから、同じデイトレードでも前場で
買って後場の大引け前に売るくらいにとどめるべきだと思います。



そして、頻繁に売買を繰り返すデイトレードは、ある程度利益を積み
重ねて運用資金に余裕がではじめてから行なうほうが良いでしょう。
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