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相場を予測しすぎすると難しくなります - 日経225miniが分る先物取引入門





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相場を予測しすぎすると難しくなります


通常、投資関連のセミナーに参加しますと、大抵はキャッシュフローや、モチベーションや
目標、そして分散投資などの重要性が説かれたりする場合が多いようです。


実際にその通りだと思うのですが、大抵の方は明日の相場が上がるか下がるのかに固執
してしまいます。明日晴れか雨かはそれほど重要ではありません。晴れた場合はどうする
のか、また反対に雨の場合はどうするのかを考えるべきです。


デイトレードであれば、当日に全てのポジションを決済しなければならないのでこのように
考えるのも良いのかもしれません。しかし、トレードする時間帯によって相場の動きは
異なるので一概に上昇する下落すると予想視しても意味がないです。


9~10までは大きく上昇し、後場に入り、マイナス圏に突入し、引けにかけてプラスに転じ
た場合、一概に上昇した下落したということができませんし、意味がないように思います。


また、投資対象として、ファンダメンタルズ的に上昇、下降する要素が無ければ、こうした
予想をすることはできません。ファンダメンタルズを、投資に用いる場合は、今すぐ上昇
する要素との因果関係がその時点で薄くなります。


こうしたことから、ますます、考え方に誤差が生じることとなるので、適切な投資判断が
くだせなくなります。実際に、適切なファンダメンタルズ分析ができるようになるには、
それ相当の勉強と努力が必要とされます。
 

なぜなら、発表された好材料が長期的に上げる材料であったとしても、短期的には売ら
れる材料となる場合もあります。こうした見極めが重要な要素となるので悩まされます。
 

また、一面だけを捉えて投資するのは無理が生じますので、必ず多面的に相場を捉える
必要があります。相場の流れを読むのは絶対に必要なことですが、ただ単に相場全体が
上昇するのか否かを測るのは控えるべきだと思います。
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